鉢植えの植物による指標 2
できるならば、空気のきれいな場所で、ある程度の大きさになるまで栽培し、大きさのそろった鉢を各地に分散させましょう。
植物が小さいうちから汚染地で育てると生長が少し悪くなるだけで、特徴的な煙ばんが出にくくなるのです。
次に浄化空気による栽培について。
少し費用のかかる方法ではありますが、1カ所か2カ所で間違いのない実験をしようとするときによいでしょう。
たとえば、学校で、教材として、あるいは課外活動の一つとして大気汚染を取りあげる場合、この方法は最適です。
これは要するに、空気中の毒物を活性炭で吸収させたら、植物が正常に育つことを証明しようというものです。
試験場や研究所でつくられる装置は大型で、何千万円もかかるので、どこでも実験するわけにはいかないでしょう。
わたしのところで製作した装置は、一個のワグネルポットと真ん中に仕切り板を入れた塩化ビニールの筒、家庭で熱帯魚などの飼育に使うエアポンプ、活性炭のはいったスチロールビンなどからできたもので、手づくりでやれば五千円ぐらいでつくることができます。