大気汚染の指標を知るには
一般的に、草木植物やシダ類は樹木に比べて大気汚染に弱く、目に見える煙ばんができやすいです。
そのため、大気汚染の指標として使いやすいのです。
第一に、草の高さがまちまちであり、森林の下生えや、他の草や樹の蔭になっている植物では、汚染の影響を受けにくいためです。
また、他の植物との競争や、土壌条件に対する好みの違いなどが大きいです。
たとえ、汚染に弱いことがわかっている植物でも、その植物が生育していないからといって、汚染の影響がないと断定することはできません。
・・・このような場合には、なんらかの実験的方法で、その欠点を補うことが必要です。
その点、野菜類は、つぎのような長所をもち、指標として、そのまま使えるでしょう。
・大気汚染、とくにオキシダントに弱い植物が多い。
・野菜畑は、他の樹や大きい草の蔭になることがなく、汚染空気によくさらされる。
・同じ種類の作物は、だいたい同じ時期に同じような土壌の畑に栽培されている。
・農薬や肥料として、どんなものを使ったか、たしかめることができる。