女性をめぐる問題 3
パキスタンでは、相続に関して、女性は一般に遺産相続を受けられなかったり、相続放棄するように圧力をかけられます。
農村部では、もし、家族が適切な婚姻ができなかったり、家族の財産をそのままにしておきたい場合には、「コーランと結婚」する女性の習慣が今でも広く受け入れられています。
「コーランと結婚」した女性は、14歳以上の男性(直系の家族の一員を含む)と接触することを禁じられます。
新聞報道は、北西辺境州とパンジャブ州の一部で花嫁売買の慣行が依然としてあることを示しています。
パキスタンにも外国にも関係する事件で、ラホール高等裁判所の3人の裁判官で構成される特別法廷は、3月10日に連邦シャリア裁判所の判決を支持しました。
イスラム教徒女性はワリ(後見人)の同意なしに婚姻できるというものでした。
これによって、彼女の承諾なく、同意を与えるワリの権利は排除されました。
いわゆる「サイマ」事件でのこの決定は、両親や後見人の同意のない女性の婚姻は無効であるという、ラホール高等裁判所による1996年判決をくつがえしたのです。