女性をめぐる問題
パキスタンでの女性の地位向上には大きな障害があり、生まれたときから始まっています。
一般に、女の子は男の子より価値がないとされ、世話をされません。
ある国連の調査によれば、女の子は男の子より栄養、保健、教育の分野で恵まれていないのです。
イスラマバード人権開発センターの1996年の報告によれば、男性100人に対して女性は16人しか経済活動に従事していません。
過去数年で、いくらかの進展があり、より多くの女性が学校に行くようになりました。
最近の調査で、12歳以下の女子の在籍率は65%で男子(75%)より低いのですが、1990年の50%よりはかなり上昇したことがわかりました。
同様に、女性の識字率は約27%で、男性の識字率の半分を少し上まわるにすぎませんが、それでもこの20年間で2倍になったのです。
女性に対する差別は、とくに農村部でひどいのです。
シンド州とバローチスタン州のいくつかの農村部では、女性の識字率は2%あるいはそれ以下。
国立心理学研究所による農村女性の調査では、両親の42%が、娘よりも息子を学校に行かせる主要な理由として、娘を学校に行かせても「経済的利益がない」ことを挙げたことがわかっています。
同様に、北西辺境州初等教育理事会は、農村部のほとんどの少女は母親が畑で父親の手伝いをする間、家事をしなければならないために、学校に行っていないことを挙げています。